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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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カトマンズについて
2,3日して体調を崩した 突然飛行機で高地に来た所為かもしれない 夜になるといつも喘息に悩まされた 下痢もひどかった 食欲もなく ほとんどキュウリばかりをかじってすごした。 絶食に近い状態で10日ほど過ごしただろうか 10日ほどで10キロ近く体重が落ちたように思う。 当時の日記には もう日本に帰りたいなどと弱音を吐いている それでも昼間は少し調子も良くなり パタンやバドガオンの町をうろついて回った これらのネパールの町並、 なんと表現すればいいのか まず 時間の流れがまるで日本と違う。 のんびり、ゆったり。 体重計を前に置いた少年がいる。 50パイサを払って体重を量らせてくれる。 タバコのばら売りの少年がいる 夜になると ランプを頼りに、町の中心街で野菜や肉売りのバザールが立つ。 牛が行きかい、人々がゆったり往来している。 神聖な建物の窓からは クマリという初潮をむかえる前の少女が 町を見下ろすようにじっと眺めている。 ホテルに帰りがけ 古びた建物に電気がともっていた。 覗いてみると 少年少女たちが授業を受けている 聞けば 昼間、働いている子供たちの夜間の学校だという。 無料の学校。ネパールの貧しい一面を知らされる・ みんながみんな おっとりしていて 人を疑うことに慣れている私は 自分の心を反省し ネパールの人たちの心のように 生きられたら どんなに幸せだろうと 思った 上記のロゴマークへの クリックをよろしく お願いします
by jyukushian
| 2008-12-21 23:57
| WEB版 熟柿庵だより
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