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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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最近、T大学の大学院に通い始めました。
フッサールの現象学と古代インド仏教の唯識学との比較考証の講座、 毎回、教授がプリントを配ってくださって それをもとに進める。 一つは漢訳の解深密教、 ひとつは英文の論文、 ひとつはドイツ語の論文(これは歯がたたない、息子にでも送って訳してもらおうか) 講義の進め方は、発表者を毎回決めて その時間を受け持つ。 私にも担当になりませんかと誘われましたが 毎週、出席できるとは限らないので 辞退いたしました。 というわけで、 発表しなければならない負担もないし、 論文を書く負担もないし 試験を受ける負担もないし 講義を聴きながら 気になったところを質問するというだけの なんというか 私としては理想的なポジションで 講義を楽しめるわけです。 講義内容は 本当におもしろくて というか 今まで、本当に勉強してなかったなあという反省と、 この年になってこそ味わえる講義という感じもあって 心地よい知的刺激を受けて 毎回、帰路につきます。 教室の中では 後ろのほうに座っている変なおじさんという感じですが できる限り 講義を受け続けていきたいと思っています
by jyukushian
| 2010-05-22 00:12
| WEB版 熟柿庵だより
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Comments(2)
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by
かず
at 2010-05-26 10:00
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初めて書き込みます。
私も武田さんと同じように、この春から、仕事の傍らT大学大学院に通っています。 デリダの脱構築の講義を受けたりしていますが、専門は宗教史です。 デリダの原書(フランス語)を院生が翻訳し、それをもとに授業が進められますので、黙ってスーツ姿で座っている変な人です。 論文執筆というプレッシャーが常にあるのと、何よりも語学がおぼつかないので、講義の楽しさ云々までたどり着いていないのが現状ですが、ぼちぼちやりたいと思っています。
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by
jyukushian at 2010-05-27 21:44
かずさん、コメントありがとうございます。
ジャック・デリダ!! 名前だけはよく聞きます。確か構造主義者? 僕が受けている講座の先生はとてもとても穏やかで ソフトな方で、生徒が何を質問しても ちゃんと丁寧に受け答えして下さいます。 いつか、また先生をお誘いして、赤提灯にでも呑みにいこうとたくらんでいます。 時には生徒と先生、時には同年輩のお付き合い、良い関係を築いていきたいです。 かずさん デリダが何を語ろうとしているのか いつか教えてください。
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