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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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日本の生理用品についての話がおもしろかったです。
日本の企業が開発した吸水性樹脂はとても高性能で なんと1グラムの重さの紙が、真水だと1000グラムまで水を含むことができるとのこと。 この樹脂をある女性社員が、おむつに使えないかと思いついて高級紙おむつができあがったのだそうです。 おむつは今後、介護老人や途上国の赤ん坊のために世界的なマーケットになるらしい。 あるいは炭素繊維 炭素を繊維にして、繊維というぐらいだから、洋服を編むようにして作られるそうで 最近、炭素繊維によって飛行機をつくることができるようになった。 これによって飛行機の重さが大幅に軽くなって燃費が格段に良くなったとのこと。 ただし、この記事が書かれたのは、炭素繊維で作られたボーイング787の事故が起こる前だから 現在、足踏みしている状態だから、ちょっと前途多難だけど それでも、この炭素繊維によって将来自動車も作る研究をしているとのこと。 そうなると自動車の燃費に革命が起こりうるとのこと。 こんなふうに、日本企業の技術開発は格段に進歩していることを 立花氏は紹介している。 ただ、気になることがひとつあった。 原子力発電のこと。 彼は、原発を即座にやめるべきではないという立場。 なぜなら、現在、放射性廃棄物を無害化する研究がすすんでいることや 使用済み核燃料を、今は無害化するまでに十万年かかるとされているものが 30年にできないかを研究している最中だから、それに期待をすべきで、原発をやめるのは エネルギーの選択肢をなくすことになるから、止めるべきではないという。 彼は イノベーションの成功例をたくさんあげながら こと原発に関しては、研究段階であると語っている。 研究はされているのでしょうが、それが成功すると決まったわけではない。 放射能で汚染されたものを、無害化などできるとは簡単には信じられない。 もしその研究がうまくいかなかったら取り返しのつかないことになる。 立花氏はその点、楽観的すぎるように思います。 私は原子力発電には、どう考えても反対です。 すぐにでも廃炉にすべきです。
by jyukushian
| 2013-02-03 23:32
| WEB版 熟柿庵だより
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