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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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小林圭樹ふんする考古学の大学の先生がいる。
その先生が思いを寄せている助手の樫山文枝がいて、 その助手に恋心を持ってしまった寅さんがいる。 その三人とおいちゃん、おばちゃん、桜と印刷会社の社長さん、 彼らが一同に例の茶の間に集まった。 その時に交わされた先生と寅さんの恋愛論 圧巻でした。 先生、「恋愛?まだ研究してないので、どういうことかわからん」 寅さん「先生よお、そんなことも分かんないのかい、 愛ってのはよ、 ああ、いい女だなと思う、 ああ、話がしたいなと思う、 ああ、もうちょっと長く話がしたいなと思う、 そのうち、気分がやわらかくなって ああ、この人を幸せにしたいなと思う、 この人のためなら命なんかいらないと思う、 もう死んじゃってもいいと思う、 それが愛ってもんじゃないかい、 そんなこともわかんないのかい、先生よ」 先生は少し涙ぐんでから 「寅さん、君は僕の師だ!!」 数日後、先生は自分の思いを手紙に書いて 助手の樫山文枝に酔っ払った勢いで手渡した・ 結局は、先生はふられてしまうのだけれど… 寅さんの恋愛論、よかったなあ。
by jyukushian
| 2014-02-03 10:23
| WEB版 熟柿庵だより
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