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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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この5月のゴールデンウイークに
ティック・ナット・ハン氏のお弟子さんたちが来日されて りトリ―トを始め、さまざまなイベントが行われます。 本当はティック・ナット・ハン氏自身も来日される予定だったのですが、 体調を崩され、ご高齢でもあるとのことで お弟子さんたち30数名の来日となったようです。 ティック・ナット・ハン氏が来日されないのは とても残念ですが、どこかのイベントに参加したいと思っております。 ティック・ナット・ハン氏は25年ほど前に一度来日されています。 そのおり、私はよみうりホールで行われた講演を聞かせていただきました。 どんなお話しをされるのか、興味津津でした。 大きなリンをご自身でたたき、 心静かに法話が始まりました。 お話の内容はあまりはっきりとは覚えていないのですが、 確か、夫婦の心のやりとりだったように覚えています。 当時、日本では夫婦の信頼ということが話題になっていたということを ティック・ナット・ハン氏がお聞きになり、そのことをテーマにされたのだと思います。 妻が近所に住む男と密通しているのではないか、 そういう疑いをずっと何十年も夫は持ち続けて 妻を信頼できずに暮らしてきた。 たしか、そんな話だったと思います。 (間違っているかもしれない) ともかく信頼し合っていない夫婦ということがテーマでした。 とても生々しい話で、そして人間関係の深い話に入っていかれた。 とても感銘を受けたことを覚えています。 ジーナさんと最初にお会いしたのは 江戸川区にある親戚のお寺でした。 その時は確かまだ視力がおありになったように思います。 二人で当時話題になった国鉄民営化のことを話した記憶があるので ちょうど25年前のことだから、ティック・ナット・ハン氏に同行されて 来日されていたのかもしれません。 なぜ当時、そのお寺におられたのか、 おそらくアメリカ人の尼僧だったべナージュさんがお連れに なったのかもしれません。 別れ際、かわいいレリーフのついた青磁の小物入れを 頂いたことを覚えています。 その後、ずっとティック・ナット・ハン氏にお伴をされて 彼の教えを受けてこられたのですね。 そのジーナさんも今回来日されます。 今回来日されるベトナム人の青年僧ロンさん。 彼との出会いは突然でした。 六年前、ある日、電話があり、 「私は日本に住んでいるロンといいます。 こんど、ティック・ナット・ハン氏のお弟子さんたちが来日するので 東京でも是非りトリ―トをしていただきたいと思っています。 できれば熟柿庵をお借りできませんか?」 という申し出でした。 突然のことで、とりあえずお会いしましょう ということで、何度か話し合いを重ねました。 要するに、そのりトリ―トは彼一人の立案で まだ何も決まっていないということでした。 私もティック・ナット・ハン氏にはことのほか興味をもっていたので、 その話に乗り、 二人で、ちらしを作り、日暮里周辺のおうちに手分けして配りまくり 私もネットで広報し、 そんな感じで、いったい人が集まるかも皆目見当がつかずでしたが、 10人ほどがあつまり、熟柿庵でのりトリ―トは 無事に終わりました。 その後、ロンさんは ティック・ナット・ハン氏のもとで本格的に修行を積むことを決意し、 フランスのプラムビレッジに行かれたようです。 そのロンさんも 今回来日されます。 また、お会いできるのを楽しみしております。
by jyukushian
| 2015-04-21 21:11
| WEB版 熟柿庵だより
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