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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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昨晩
となりのお店で呑んでいたら突然携帯電話が鳴りました。 発信者の番号を見たら最初にプラスの記号があって それから見慣れない番号が続いていました。 電話の主はアタナシオス 私の友人のギリシア人でした。 懐かしいアタナシオスの声、 その彼が4月に私に会いに日本に来るとのことでした。 彼と会うのは、かれこれ20年振りになります。 彼と最初に会ったのは28年前だったでしょうか 私がインドの北方のレーという町を旅していた時に 安宿の相部屋で同じ部屋に泊っていた寡黙な男がいました。 一人で旅しているとのことで、夜になると、 分厚い英語の仏教書を読んでいる変な男でした。 それがアタナシオスでした それから気があってしばらく一緒に旅していたのですが その後、数ヶ月して私がギリシアのアテネまで行った時 彼は出迎えてくれてアテネの町を案内してくれました。 その後、私は帰国して、結婚して 新婚旅行でトルコに行き、その帰り、 ギリシアに寄ってアタナシオスに再会しました。 私は妻とアテネに一泊して帰国しようと考えていたのですが、 アタナシオスは 是非、一緒にギリシアを旅しようと言ってくれて 妻と3人でリュックをかついで、テントに寝泊りしながら 2週間ほどペロポネソス半島一周の旅をしたのでした。 思い出深い奇妙な3人組の安旅行。 帰国の際、彼は空港まで見送ってくれました。 それ以来私は彼に会っていません。 彼はその後、 パキスタンの少数民族のために 一年の半分以上パキスタンのチトラルの奥に住んで、カラッシュ族のために ボランティア活動をしています。 その彼が来月、パキスタンに行く前に 日本に来てくれるとのことです。 彼に会えるのを、とても楽しみにしています。 一日一回クリックを よろしくお願いします〔武田)
by jyukushian
| 2008-03-06 20:13
| WEB版 熟柿庵だより
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