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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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今日、
築地本願寺へ行って来ました。 永六輔さんと無着成恭さんの 「いのち、憲法、わたし」というテーマのお話を聞いてきました。 無着さんは 普段は九州の山奥の禅宗の寺の住職をしておられて久しぶりの上京だそうです。 最初に永さんの話から始まりました。 70歳を過ぎてだいぶお年を召したなあという感じはありましたが、 お話は相変わらず油の乗った名調子でした。 憲法99 条の話をされました。 ここには「この憲法は天皇、国務大臣、官僚などの公務員はかならず守らなければいけない」 と書いてありますが「国民は守らなければいけない」とは書いてないんです というお話でした。 今、憲法をちゃんと守っているのは天皇だけです。というお話でした。 それから 印象的だったのは、日本の学生の制服の話です。 男はつめえりの黒の学生服を着ています。これは元はアメリカの南北戦争の軍服を日本が買わされてそれを官軍が着て、今は学生服になっているという話と、女性徒のセーラー服は水兵さんの服で、男女とも子供たちは軍服を着せられている、 彼らが東南アジアへ修学旅行に行くとアジアの人たちは気味悪がるという話もおもしろかったです。 無着成恭さんは 憲法9条の話をされました。 あの9条は何故できたか 日本が敗戦したとき、 本来は天皇が責任をとって自殺しなければならなかった しかしそれをしなかった。 しなかった代償として 今後一切戦争はしませんという9条を作ったというのです。 ですから 今、9条を変えるということは、 天皇にあらためて自殺してもらわなければならないのです。 改憲論者は天皇に自殺してもらうことを覚悟させなければならない、というお話でした。 ずいぶん過激な話ではあるけれど説得力がありました。 オリンピックの聖火リレーを善光寺が断ったことについて 「ぼくはね、聖火リレーすべきだった、そのランナーを善光寺のお坊さん達が取り巻いて 守って一緒に走るのです、そうすれば善光寺は有名になったかもしれないのに。」 といった相変わらずのユーモアも交えて 久しぶりに無着節を披露されてました。 とても楽しい2時間でした。 坊主はやっぱりおしゃべりも上手でないとだめなのかしら。 上記のロゴマークへの クリックをよろしく お願いします
by jyukushian
| 2008-04-19 22:54
| WEB版 熟柿庵だより
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