「歎異抄にまなぶ会」のご報告

先ほど
「歎異抄にまなぶ会」が無事、終了しました
今回は、いつも参加されている方が
何人か体調を壊したりして
やや少ないメンバーの勉強会になりました。
しかし
内容は熱っぽい勉強会でした、
禅宗の尼僧さんも久しぶりにお見えになって
禅宗の立場からのご意見もあり
白熱した時間でした。

今回から歎異抄の第二章に入りました。
関東から半月もかけてわざわざ
京都の親鸞さんのところへ
心の問題、如何に生きるべきかを
問いに、お弟子さん達が来られる場面です。
それに対して
親鸞さんは、「私には念仏以外に教えられるものは何もない」と
断言されます。

念仏だけによって救われる

お弟子さんたちは
親鸞さんの言葉を聞いて
いったいどう思われたのでしょうか
満足されたのでしょうか
それよりも問題なのは
念仏によってのみ救われる
というその言葉です。
念仏とはなにか
何故、念仏だけで救われるのか
これがいちばんのテーマです。
そう簡単には答えは出てきません
今回は
福岡伸一氏の本を紹介することによって
念仏の前提となる
浄土ということについて
少し、お話させていただきました。

「親鸞さんの考え方に共感できる」というご意見もありました
「歎異抄ってむつかしいですね」というご意見もありました

懇親会の時間になって
せっかく禅宗の尼僧さんがおられるのだから
座禅会をやりませんかと
提案しましたら
快く引き受けてくださいました。
座禅会も近いうちやろうと思います。

それから
彦根ツアーも年内に是非やりましょうということになりました。
次回の「熟柿庵だより」で
あらためてお知らせしたいと思います。

勉強会の終了は
今回も１１時でした。
みなさん
おつかれさまでした



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