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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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アダルト・チルドレン
この言葉は以前から時々耳にしてはいたのですが 今回、カウンセラーのお話を聞いて あらためてその意味の深さについて認識しなおしました。 通称はACといいますが、 正式にはACOAといいます。 つまりアダルトチルドレンオブアルコホーリック つまり親のアルコール依存症のもとで育てられた子供の 症状のをことをいうのが言語的な意味だそうです。 それはともかく アダルトチルドレンとは 何かにいぞんしたまま、 自立した精神を もたないまま、 大人になってしまった人間のことを言うのだそうです。 例えば、子供だったら、親が喜ぶ顔を見たいから あるいは親が私に期待しているように自分が生きること そして それで人生を過ごせればいいのですが 途中で、自分が本当はなんのために生きているのか わからなくなってしまう。 じぶんって一体なんだろうと悩んでしまう。 自分がわからなくなってしまう。 あまりに、親の期待を満足させるためだけに 生きてきて、 なんらかのきっかけで 自分って何で生きているんだろうという疑問にぶつかった時 その答えを見失ってしまう そして 自分の生きている存在意味を失っていく。 そうしたなかで いろんな症状、曖昧な人生観、 自分が自分の命を生きてきた、生きているという実感を もてないままに生きてきた その様々な症状を アダルトチルドレンというわけです。 何ものかに依存しなきゃ生きていけない自分と言う存在 これは実はわたしにもあります。 ただ単に一人で生きていく力を身につけるということだけでは 解決できないもっとおおきな問題があるように思います。 人間の根源的にもっている アダルトチルドレン現象の問題 これと 仏教の人間に対する考えを 私は いつか 結びつけて生きたいと思います。 ![]() 上記のロゴマークへの クリックをよろしく お願いします
by jyukushian
| 2009-06-29 03:01
| WEB版 熟柿庵だより
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Comments(2)
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