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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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今夜は
タンゴを聴いている 生きる気力がいっぱいあるときには がんがんと自分の目標をつくって あれもやるんだ これもやるんだと 人生、前向きになるけれど タンゴを聴いていると 自分の人生を振り返って 後悔したり 毎日、生きていることに疲れてしまって なんとなく、切ない風が吹いて ずっと布団の中にこもっていたくなったりする 今夜はこっちの気分のほうがやや強いかな タンゴの次は たぶん マイルス・デイビスの 退廃的なトランペットの音色を聞いて もっともっと落ち込んで そして 最後は 古今亭しん生の落語を聞いて 人間というものを 透徹したクールな話を聞いて そして 今夜も浅い眠りにつきましょう。 おやすみなさい
by jyukushian
| 2009-10-11 00:30
| WEB版 熟柿庵だより
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Comments(2)
Commented
at 2009-10-30 21:41
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
jyukushian at 2009-11-01 23:08
空しさが時おり、今までの価値観をひっくり返してくれることってあります。心の底に潜んでいた別の見方を引き出してくれるような気になったりします。晩秋の夜にタンゴは切なさに追い討ちをかけるようですね。
諸行無常さん、ほんとうにタンゴがお好きなんですね。お気に入りの曲があったらおしえてください。
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