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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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この「理解のこころ」を翻訳したのは
もう15年も前のこと そのころ ぼくはまだ仏教のことを何も知らなかった ただ、テキストや講義を聞いてはいたけど 頭では理解したつもりでいたけど 本当はわかっていながったように 今、思う 今、 ずっと、2年に渡ってブログに 書き綴ってきて 翻訳していた当時とは あきらかに異なる思いが湧いています。 第一の印象は 般若心経は 人間の心を とても楽観的にとらえているということ 確かに、 人間の心のありようをとても詳しくそして奥深くとらえているように 思います。 すべの命の真実を余すところなく 豊かな方便で表現していると思いますl 当初、わたしもその素敵な方便、物語に 心酔したものです。 いまでもその時の感動ははっきりと覚えています。 だけど この10年、あまりにいろんなことが 私の身の上に起こりました。 消化しきれずパンクするほどに さまざまなことを経験してきました。 そして 15年たった今、 私は 自分のどうしようもない 経験からくる思いと この般若心経に書かれていること そして ティック・ナット・ハン氏の解釈の仕方に どうしようもないズレを感じてしまっています。 私の心の動きが 般若心経やティック・ナット・ハン氏の思いに ついていけないのです。 つづく
by jyukushian
| 2009-12-31 21:00
| ティック・ナット・ハン氏
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