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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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先日、クリスマスの日に
私の先生のそのまた先生である星野清蔵という方の 法事がありました。 毎年、この時期にやります。 無住住忌といいます。 お勤めして、そのあと、法話がありました。 毎年、いろんな方に法話していただくのですが、 今年は去年に引き続いて 大学のS先生にお話していただきました。 テーマは、『恵信尼と東国の親鸞』 とても興味深いお話でした。 親鸞が何故、奥さんの恵信尼と最後離婚したのか。 彼女は善光寺聖の一族の家系であった。 善光寺聖というのは 死者を弔い供養しそれで生計を立てるという、今で言えば葬式仏教の先端をいく家柄であった。 その間、親鸞もおそらくそれに従事していたのではないか、 そういう問題提起をされた そういうお話であった。 親鸞は、一方で葬式仏教の僧侶であり、 そして、一方で他力本願の教えを追及する僧侶であったのではないか そういうお話でした これは他力本願を旨とする浄土真宗の本山としては あまり触れたがらないところであるとのこと。 宗祖の親鸞が葬式仏教の手先をしていたという事実は やはり認めたくないということ。 これはとてもおもしろいテーマです。 うーん、 それにしても、S先生はやっぱり学者なんだな そうも思いました。 そしてそのあと、 S先生の弾き語りで ジョンレノンやエリッククラプトンの曲を弾いてくださいました。 楽しい一夜でした 今年一年お世話になりました。 来年もまた宜しくおねがいいたします。 良いお年をお迎えくださいませ
by jyukushian
| 2010-12-29 09:00
| WEB版 熟柿庵だより
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