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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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このたび、
「歎異抄にまなぶ会」のテキストに使っておりました 武田寛弘師の講義録による勉強会が終了いたしました。 2008年の6月から始めて、4年半かかりました。 打ち上げをちょっと派手目にやろうと 今月、忘年会と合わせて、打ち上げをやりました。 初めての方も来て下さって、ワイワイガヤガヤ、楽しいひと時でした。 さて 寛弘先生の「歎異抄」から何を学んだか? 言葉にして、こういうことを学ぶことができました、と書くことはできません。 だけど、勉強会を始める前のころと今とでは きっと、私の心は変わっているだろうなと思っています。 そういえば 16年前、「熟柿庵だより」というお便りを書き始めたころ、 その創刊号に、正信偈の一節「不断煩悩得涅槃」という言葉を引用して 煩悩を持ったまま悟りをえることができるのか、という問題提議したことがあります。 そのことを思い出しました。 もちろんその答えなど出るわけはありません。 だけど、その文章を書いていたころの私と どこか、違っている自分は感じます。 当時は、まだ40代半ばで、まだ私の未来は広がっているように錯覚できていました。 今は、その錯覚は消えて、モラトリアムが無くなって、 もう少しリアルに命というものをとらえているとも思います。 武田寛弘先生の講義録をカセットテープで ずっと聞いて文字起しをしているときは とても楽しい時間でした。 その講義録を、 いろんな方が聞いて下さってとても感謝しています。 私にとって、とても貴重な4年半でした。 参加して下さった大勢の方に心よりお礼申し上げます。 「人間が仏教について学ぶということは 意識、考えでは及ばない大きな働きがあることを 考えるために学ぶということなんですよね」 (寛弘師)
by jyukushian
| 2012-12-29 18:39
| 行事のご報告
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