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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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8月23日の朝日新聞の朝刊に
「生きづらい世を生きる」と題して 渡辺京二さんのインタビューが掲載されていました。 副タイトルが 「資本主義の深化が共同社会を壊した まだ成長が必要か」 とありました。 とても共感しました。 明治維新のころに、来日した外国人が書き残した日本に対する印象です。 渡辺氏の言葉を抜粋すると 「フランス人のブスケは 日本の労働者はちょっと働いたらすぐタバコ休みにする。 これでは近代産業を移植するのは無理だと考えた。当時の日本人はまだ、自分が時間の主人公 だったんですよ。 地固め工事のヨイトマケを見たモースも、日本の労働者はまず歌い、それから滑車の綱を引くと。 なんで労働の手を休めて歌うのか、不思議に思うんです。 要するに、労働は資本主義の賃労働と違って、遊びと分離されておらず、楽しみが含まれていた。 そういう非効率的なものを排除していったのが近代化だったわけです。」 と分析されている。 今という時代を知るためにはとても示唆的な言葉が連ねられていました。 また、 人が生きていくうえで、大事なことは何だとお考えですか、との質問に 「どんな女と出会ったか、どんな友に出会ったか、どんな仲間とメシを食ってきたか、 これが一番です。」とも。 さっそく、アマゾンで彼の著書、「逝きし世の面影」を注文してしまいました。 ![]()
by jyukushian
| 2013-08-25 13:33
| WEB版 熟柿庵だより
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