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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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ものごころのついた頃の経験も
小学生の頃に友達を本堂に集めて 自分で脚本をつくって演劇のまねごとをした経験も 10代の頃の経験も 20代の頃のスキャンダラスな経験も 学生時代に現代美術にとても興味をもっていたことが 自分にとって不思議に思えたこともあったけど、 そんなふうにして 30代、40代、50代の経験も すべてが その時々の勝手な思いでしかなかったように思っていたのだけれど 60代のこの頃になって それらすべてがつながっているように思えてならない。 一つ一つの経験はその当時はバラバラだったに違いないのだけれど その一つ一つが今になってようやく今の自分につながってきたのだと そんな感じがする。 つながっているように思えるけれど、 60代の自分の思考が勝手に思い込んでつなげているだけなのかもしれないけれど 平ったく言えば 「人生の中で無駄な経験は何一つない」ということになってしまうのだけれど、 もちろん 思いだせることは今の自分の記憶にある範囲に限られるわけだけど 記憶にない経験も山ほどあるに違いないのだけれど、 思いだせる範囲の経験が ずっとつながって今の自分が作られている そんな感じがして仕方ありません。 そんなふうに振り返ることができるのは 自分の人生がそろそろ「まとめ」に入ってきているということなのでしょうか。 ![]()
by jyukushian
| 2015-12-04 20:07
| WEB版 熟柿庵だより
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