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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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12月4日の朝日新聞の朝刊に
「いのちのケア」と題して田中雅博さんのことが記事になってました。 彼はお寺に生まれたにも関わらず親の勧めで お医者さんになった。 国立がんセンターに10年ちかく勤められたとのこと。 現在は実家に戻り、自坊の住職をしながら 近くに診療所もつくって医療活動もしておられる。 その彼自身が 現在、末期がんになり、来年の3月まで持つかどうかという状態。 彼は30年以上前から末期がん患者のケアの在り方について いろいろ活動をしておられる。 患者さんが死と向き合う心の痛みについて 耳を傾ける存在が必要なのではないかという。 医者にも伝えられず、家族に伝えても家族の重荷になるかもしれないと思い、 自身の心の思いを誰にも伝えられずに死んでいく。 そういう思いを聞く存在が病院には必要ではないかという。 宗教者というのは その任を引き受けることも必要ではないかと。 そういう存在を養成するお仕事をずっとしてこられた。 「最後の最後まで『人生のものがたり』を形作づくる手伝いを する人が必要です。それを含めての医療であるべきだと思います。 科学では何もできなくなったときこそ、非常に多くのことができるはずです」 「死が避けられないとなったときは、そうしたことから離れて、自分の命を 超えた価値を獲得するチャンスでもあります。 いのちより大事にしたいもの。それは信仰をもたない人にとっても、自身の 『宗教』だと思うんですよ。それができれば その大事なもののために残りの時間を生きることができるのではないでしょうか」 具体的に患者さんに向き合い僧侶として活動しておられる 田中さんに頭が下がります。とても興味深い記事でした。 ![]()
by jyukushian
| 2015-12-09 13:33
| WEB版 熟柿庵だより
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Comments(2)
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今年の1月に私は脳梗塞(小脳)で倒れてしいました。私は当初3ヶ月の記憶が有りません。私はバランス感覚を失い立つことも出来ませんでした。その後半年間のリハビリで立つことと壁伝いで少し歩ける様に成り退院しました。診断(MRI)の結果小脳のの半分の細胞が壊死してしまいましたが、動脈の破れが塞がれ助かりました。これからの生活は暗澹たるものですが、しかたがないと、ただリハビリにはげもうと思います。もし、再び小脳の動脈が破れて回復の見込みが無く成れば、ホスピスに入って死を待とうと思っています。
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