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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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正月三が日
不思議なぐらいに天気もおだやかでした。 そして 心もおだやかに過ごせました。 南木圭士著「阿弥陀堂だより」を3日かけて読んだおかげです。 私は、もともと小説を読むような柄じゃないのですが、 今回は人に勧められて読んでみました。 とてもおもしろい物語でした。 特に、後半に出てくる90歳すぎの老婆の暮らしと 彼女の言葉を取材して記事にする20台の大学出たての女性 コラムになって折々に小説に登場する老婆の話は とても胸に響きました。 たとえば 「目先のことにとらわれるなと世間では言われていますが、 春になればナス、インゲン、キュウリなど次から次へと苗を植え、 水をやり、そういうふうに目先のことばかり考えていたら 知らぬ間に96歳になっていました。 目先しか見えなかったので、よそ見をして 心配事を増やさなかったのがよかったのでしょうか。 それが長寿のひけつかもしれません」 といったコラム記事。 そんなふうに話する老婆にも心打たれますが、 そんなふうに文章にする20代の女性にも 心惹かれます。 素敵な作家を紹介してくれた勉強会のSさんに感謝。 ![]()
by jyukushian
| 2017-01-08 19:39
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