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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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抗うつ剤の発見
まず100匹の元気なラット(ねずみ)と100個の水槽を用意します。 水槽に半分ほど水を入れて、それぞれの水槽に一匹ずつねずみを入れます。 ねずみは溺れまいとして、必死に泳ぎます。そして力尽きて死にます。 死ぬまでにかかった時間は約15分。100匹のねずみは15分という時間を知るために犠牲となりました。 次に あらたなねずみ100匹を同様に水槽に入れます。 14分ほどで弱り、死にかけます。そこでぎりぎりのところでねずみを助け出します。 助け出されたねずみに栄養を与え、時間をかけて体力を回復させます。 そして、再び水槽に入れて、体力がなくなるまで観察します。 すると、何匹かのねずみは15分たっても頑張って生き続けます。 「前回のときに、ぎりぎりのところで助け出してくれた。だから今回ももう少し頑張れば 助けてくれるのではないか」という思いが記憶として残っていて、頑張る力が持続するのだそうです。 20分、30分生き続けるねずみがでてきます。 そして そのねずみを解剖して脳内物質を調べます。 長生きしたねずみと、ふつうに15分しか生きられないねずみの脳内物質の違いを調べます。 長生きしたねずみだけに現れる脳内物質を抽出します。 その脳内物質をこんどはふつうのねずみに注入します。 そういう実験を繰り返していくうちに ある脳内物質が筋肉への指令を持続させ、元気にさせることを発見します。 その化学成分を調べて、錠剤をつくります。 最後にその錠剤を人間に試験をして、何度もくりかえすなかで、 「抗鬱剤」が誕生する、とのことです。 ![]()
by jyukushian
| 2018-11-25 18:32
| WEB版 熟柿庵だより
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