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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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下町の食堂で定食を食べていた時
昼の中休み前だったので、客は私一人でした。 そこに一人の来客がありました。 といっても小学生ふうの男の子 彼は、いつものように、何気ない話をなにげなく話し、そして「じゃ、帰るね」と言って なにげなく帰っていった。 お店の人は、(たぶんお母さんと娘さんが切り盛りしている) これまた、いつものように小学生の話に対応してあげて 「じゃ、きをつけて帰んなさいね」と返事する。 私は、その娘さんに思わず「お子さんですか?」と失礼なことを聞いてしまった。 私はその子供とのやりとりを聞いていて、 勝手に想像していたのです。 学校帰りの子供が、親が経営しているお店に顔を出して、そして家に帰っていく。 そんな昭和時代のホームドラマのような光景を。 そしたら まったくそうではなかった。 お店の娘さんが、 「まったく知らない子なんですよ。名前も住まいもしらない。 ただ、あの子が花が好きそうで、それがきっかけでこのお店に顔を出すようになって何気ない話をして 帰っていくようになったんです。」とのこと。 見ず知らずの小学生風の男の子が、お店に顔を出して、なにげない話をして帰っていく。 何度思い返しても、不思議で心があたたまる光景でした。 あの子は、どういう思いでわざわざお店に顔を出して何気ない話をして帰っていくようになったのだろうか。 そしてお店の母娘はまるでわが子のように、なにげなく接して子供の問いかけに ちゃんと返事してあげて、ああ、令和の時代では考えられないシーンでした。
by jyukushian
| 2026-04-03 21:51
| WEB版 熟柿庵だより
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