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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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去る16日(日)、熟柿庵で四度目となる秋の彼岸会法要を執り行いました。
20名もの大勢の方がお参り下さいました。 思えば四年前、完成したばかりの熟柿庵で 初めてお盆の法要をした時には3名のお参りのみでした。 当時、開始時刻を過ぎても誰も来られず 「仕方ない、今回は中止にするか」などと落胆したことを憶えています。 最近では、思いのほか行事ごとにお参りの方が増えてまいりました。 とても喜んでおります。 いつも決まって御夫婦で来てくださる方 親子そろってお参りしてくださる方 そして、今回初めてお見えになった方 もちろん、お一人で見える方もおられます。 みなさん本当にいろんな想いを抱いて この熟柿庵に来てくださいます。 今回の彼岸会も、いつものようにお経のお勤めから始まり その後、私の話を聞いていただいて、残り30分ほどは座談会です。 私の話 今回は、仏教ってなんだろう、命ってなんだろう、慈悲ってなんだろう、 そういったテーマでお話をさせていただきました。 また、寺生まれでありながら、途中で踏み外して人生のレールから 少々、外れて生きてきてしまった私自身の話。 ちょっと、プライベートな話をし過ぎたかもしれませんね。 座談会 数年前まで互いに見ず知らずの存在であった方が、 身内の死をきっかけに私とご縁ができ、さらに熟柿庵のお堂で大勢の方とご縁が広がる。 人との出会いとは不思議なものです。 みなさんそれぞれ、ご自身の事情について話して下さいました。 仏教や僧侶、寺に対するイメージも、熟柿庵と出遇ってから随分違ってきた というご意見も結構ありました。 これは私に対する褒め言葉でしょうか、それとも… 人間、生きている間の人との出会いは思っているほど多くはないと云います。 みなさんとのご縁を大切にしていきたいと思っています。
by jyukushian
| 2007-09-20 14:15
| 行事のご報告
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