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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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ティックナットハン氏の著書に
「理解のこころ」という作品があります。 般若心経の解説した本です。 もう十年以上前にもなりますが、 私は、この作品を翻訳したことがあります。 その「理解のこころ」を、 もう一度読み返してみようと思います。 その上で、改めて自分なりに彼の言葉を咀嚼し直して、 ここで、みなさんにご紹介しようと思います。 この連載を始めるに際して、 まず翻訳した当時の私が、翻訳本のあとがきとして、 感じたことを文章にまとめたものがありますので、 それを、ご紹介しようと思います。 ------------------------------------------ 私とはいったい何者なのか。 私の命はどこからやってきて、どこへ行こうとしているのか。 私はなぜ今この時代に、 この星のこの国のこの場所に生きているのか。 なぜあの男性が私の父であり、あの女性が私の母であり、 あの人たちがわたしの兄弟であり、あの人がわたしの友人であるのだろうか。 これら全ては私が選択し決めたことではない。 私はたまたま偶然に存在しているのだろうか。 何億もの精子の中から偶然に私という精子が受精し、 偶然に生まれてきたに過ぎないのだろうか、 全ては単なる偶然の所産なのだろうか、 その程度のことなのだろうか… --------------------------------------------- つづく
by jyukushian
| 2007-10-02 13:08
| ティック・ナット・ハン氏
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