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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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今年になってから、唯識という仏教の勉強をしています。
これは目の前にあるさまざまなもの、出来事がすべて夢である、 実際には存在していないのだ、ということを説いている教えです。 目の前にあるこのパソコンもすべて幻想に過ぎないというのです。 ほんとうは存在しないというのです。 この世界観についていけず、まるで別世界に入ったような気になりながら、テキストを読んでいます。 そういう時にこの「狂いの説法」を読みました。とても新鮮でした。 無着成添さんとひろさちやさんの対話の本です。 現実を生々しく語っておられました。 狂ったような社会になってしまった日本という国を嘆いて、 いったいどうしてこんな世の中になってしまったのかと云うことを 農業の問題、家庭の崩壊の問題、教育の問題、様々な視点からその原因を語り合っておられます。 そして今後、仏教の果たすべき役割についても熱く語っておられます。 私はとても刺激を受けました。 仏教の難しい哲学の世界について勉強することも大切だけど、 現実の世の中ともっともっと関わっていくべきだということを学んだ次第です。
by jyukushian
| 2007-11-10 21:48
| WEB版 熟柿庵だより
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