カテゴリ
以前の記事
2023年 09月 2023年 07月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 more... ライフログ
著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
その他のジャンル
|
私がほめ讃え愛してやまない今の私の命を
成り立たせてくれたもの全て、 それは例えば 私が関わりあってきた人々すべて、人との出会い、 悲しみ、怒り、憎しみ、喜び、 私の生まれ故郷、 命を絶たれ私に食されることになってしまった生き物たち それらすべてを、そのようでしかなかったのだ、それ以外の道はなかったのだ すべては今の私の命のありようのためであったのだ、と言い切る。 そう言いきれるように生きていくこと、それに向かって生きていくこと。 思えば、私が生きてきたのはそれとは逆の方向だったような気がする。 自分の意思決定によらない境遇と、そこで生きてきた私の命を 自分の力によって変えていこうとして生きてきたのかもしれない。 私はわたし以外の何者かになろうとして生きてきたような気がする。 でも実は そのような生き方をしてきた私をも愛していかなければならない。 何故なら 今までの生き方のすべてが今の私を成り立たせてくれているからだ。 わたしは心の奥底で、つねに今の私の命のありようを 愛していこうと思う。 愛せなければ愛せるような生き方を 一生かかっても求めていこうと思う。
by jyukushian
| 2007-12-04 00:51
| ティック・ナット・ハン氏
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||