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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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ここ数年、お酒は基本的に一人で呑んでいます。
居酒屋さんへ一人で呑みに行くのは 最初の頃は気が引けましたが、 最近は慣れっこになっています。 好きなお酒を気兼ねせず、マイペースでじっくり味わいながら 美味しい肴で呑むのは、至福の時でもあります。 自分の考えが酒の勢いを借りてどんどん広がってきたりします。 自分のイマジネーションや思考が最大限に広がってとても楽しいです。 人目には、ひとり淋しく呑んでいるように見えるかもしれません。 だけど人目のことはもうこの年になればどうでもよくなります。 大切なことは、自分を楽しませること。 ひとりで充分自分を楽しませるワザをおぼえました。 たまにお店で、気のあった客と意気投合して ワイワイとお喋りしながら呑むこともあります。 それはそれでけっこう楽しいです。 そういう意味では、居酒屋さん(お酒をのませてくれる喫茶店も)は 私にとって居心地のいい出会いのサロンでもあります。 ときに人と出遭って、楽しいひと時を過ごして そしてまた一人に戻っていく、 これ、人生そのもののような気もします。 昨日、 久しぶりに3人で飲み会をやって美酒を交わしました。 気がついたら、11時ちかく。 4時間もお喋りしていました。 それでもまだ時間が足りないぐらいにお喋りしました。 人の話に耳を傾けながらお酒を呑む、 これもまた、脳を刺激し、お酒を美味しくする秘訣でもあります。 一人で呑むもよし、 お店で、たまたま出遭った客と呑むもよし、 気の合う人たちと一緒に呑むもよし、 なんだ 要するに呑めればいいのか? いいえ、そんなことはないです。 一人で呑んでいても、何人かと呑んでいても 不味い時は不味いし、つまらない時はつまらない。 美味しくお酒を呑むのは それなりのワザがいるのです。 これ、私にとって大切なワザです。
by jyukushian
| 2007-12-21 22:52
| WEB版 熟柿庵だより
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