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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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今日、遅ればせながら
7月の言葉を掲示板に載せました。 今回は私の考えた言葉です。 「 眼を閉じていて ものが見える超能力の不思議さより 眼をあけていて ものが見える当たり前のことの不思議さ 」 あまりに当たり前のことを 私たちは普段気づかない。 夜寝ている時に、ちゃんと呼吸していることの不思議さ ものを食べる行為は私の自力だけれど その食べたものを 栄養素に分解して 私の体を育ててくれていることの不思議さ 血液が体内を流れてくれていることの不思議さ 私の命が生きていくためにどれ程の 働きが体内で行われているか これは驚異に値する。 それを 私たちはいつも 当たり前のことして ふだん気づくこともしないで 生きている。 科学者は言うかもしれない 「それは自律神経というものの働きによるのだよ」と。 だけど 自律神経はどうして私のためにそんなにまでして 働いてくれるのか それは脳が命令をだしているからだと科学者はいう。 だけど 脳はどうしてそのように働こうとしてくれるのか それを仏教では「命に根源的な願いというものがあるからだ」と解釈する。 私たちは命そのものに願われて やっと生きているのだ。 そのことが不思議だ。 ![]() 上記のロゴマークへの クリックをよろしく お願いします
by jyukushian
| 2008-07-03 01:21
| WEB版 熟柿庵だより
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Comments(3)
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