人の気も知らないで その２

ダミアがうたっている
「人の気も知らないで」というシャンソン
知り合いの方がフランス語ができるので
訳してもらいました。（無断で転載してごめんなさいね）

　　　《人の気も知らないで》

Tu ne sais pas aimer
あなたは愛することを知らず
（英語だとyou don’t know to love.みたいな感じでしょうか）

あの晩、身を任せてくれたことはあった。
でも、心は、固く閉ざしたまま。
いくら微笑んでくれようとも、
私のなかの後悔が告げずにはいられない　告げずにはいられない

あなたは愛することを知らないのよ、知らないの。
望んでも無駄だったわ。
魂を見出そうとした。
大きな目の奥に。
魂をね。でも見えるのは青い影だけ。
燃えるような若さ。
自分をあざけり、そして高らかに歌い上げる。
快楽だけにしがみつく。
あなたは愛することを知らないのよ、知らないの。
けっして、けっして　知ることはないの。

もうすぐ春が終わる。
（春とともに）行って、行きなさい。
そうすれば、いつの日か、わたしも忘れるわ。
この夢が一時の狂乱だったにすぎなかったことを。

あなたは愛することを知らないのよ、知らないの。
望んでも無駄だったわ。
呼びかけても無駄だった。
揺すぶりをかけたかったのに。
あなたは新しい（相手との）口づけのことしか考えてないもの。
燃えるような若さ。
自分をあざけり、そして高らかに歌い上げる。
快楽だけにしがみつく。
あなたは愛することを知らないのよ、でもその方がきっといいわ。
もだえ苦しむことだから。


なんという切ない歌でしょう・
この歌詞のいくつかの部分は何とはなしに身に覚えがあるような。
それにしても重い歌詞です。
特に最後の二行は
なんとも云えないです。

私の気にとまる歌というのは
なぜか影のある暗く切ない歌です。


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