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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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彦根で4日間、忙しい日々を過ごし、
昨日の午後、東京へ戻ってまいりました。 一昨日の日曜に東京から連絡があって 月曜の夜に東京でお通夜とのことで、 それに間に合わせるために、その当日の朝6時に目覚め 部屋の後片付けをし、朝食をとって、大学に通う息子を起こし 朝食をつくってやって、8時半、彦根を出発しました。 渋滞になってお通夜に遅刻するといけないと思って 式場に直行しても大丈夫なように導師の衣装をみんな 車に詰め込んでの出発でした。 けっこう空いていて、130キロぐらいですっ飛ばして お陰でお通夜には間に合いました。 ちなみに、東名高速のサービスエリアはi今までに全て立ち寄っております。 そのなかのお勧めのレストランは下りの日本平(にほんだいら)サービスエリア。 けっこうおいしいです。 今日はそのお葬式を終えて 久しぶりに行きつけの喫茶店で美味しいビールで体を癒し、 やっと今自宅に帰ってきて一息ついています。 ああ、こんな小ぜわしくハードな生活、いつまで続けられるのかしら。 僧侶だったらもっと落ち着いた生活をしろっつーの。 さて、 このブログを書きながら、残り少ない年内にやるべきことと題して 思いついたことをメモ書きしております。 その一 あと一回、「熟柿庵だより」を書いて皆さんに発送したいなあ。 構想は出来上がっているからなんとか仕上げたい。 その二 アメリカのペンシルバニアで禅宗の道場をやっている尼僧のベナージュさんから カレンダーと手紙が届いていたので、お礼の返事を書かなきゃ。 その三 檀家さんから数通の手紙が届いていた。返事を書かなきゃ。 その四 ギリシアの友人のアタナシオスにカレンダーを送ってあげなきゃ。 これは毎年のこと 彼は今もパキスタンの少数民族カラッシュ族のために頑張っている。 その五 年内にインド人の知り合いが来日するので、 身元保証人になっている私はその準備もしなきゃいけない。 ああ、考え始めたらもっとやらなきゃいけないことが一杯あるような気がする。 わたしの一年は今年もこんなふうにあわただしく過ぎていくんかいな。 ああ、ああ、、、 #
by jyukushian
| 2007-12-12 00:04
| WEB版 熟柿庵だより
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今日から本院で立て込んで仕事がありますので
ブログは4日間ほどお休みします。 おやすみなさい、、、、。 #
by jyukushian
| 2007-12-06 09:52
| WEB版 熟柿庵だより
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連れ合いが亡くなったあとの生存率
妻が先に亡くなると夫は平均すると5年しか生きれないそうです。 夫が先に亡くなると妻は20年生き延びる。 夫は妻に頼りきって生きてきたから 先立たれると、生きる意欲までなくなってくる。 未亡人は世話しなきゃいけない夫が亡くなってくれたお陰で やっと自分の時間が持ててほっとして これからは自分だけのために生きれると元気になって 長生きになるそうです。 では、はやく未亡人になるためにはどうすればいいか。 まずは食生活。 夫になるべく糖分や塩分の濃いものを食べさせる。 ドロドロ、ベトベト、ギラギラしたものが一番効果がある。 アルコールやタバコはなるべく注意しない。 顔を合わせるたびに「あなた、顔色が悪いわよ」と言い続ける。 家族のなかで夫を孤立させる。 いろんな手があるそうです。 これ、女性が長生きする方法だそうです。 「長生きする会」というのがあるそうです。 毎年、年会費一万円を会費として納める。 それだけでいいのです。 会合とかいうのは一切なし。 会員が50人いれば年間50万円集まるわけです。 数年するとけっこうな額になります。 それをどうするか 最後に生き残った一人が全額を総取りできるというルールです。 みんな我こそはと長生きしたくなる。 会員が亡くなると お葬式に行って、「ご愁傷様です」などと言いながら 腹のなかではニヤニヤする。 ライバルが減ったと! これ私のアイデアではありません。 永六輔さんから聞いたはなしです。 #
by jyukushian
| 2007-12-05 00:28
| WEB版 熟柿庵だより
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私がほめ讃え愛してやまない今の私の命を
成り立たせてくれたもの全て、 それは例えば 私が関わりあってきた人々すべて、人との出会い、 悲しみ、怒り、憎しみ、喜び、 私の生まれ故郷、 命を絶たれ私に食されることになってしまった生き物たち それらすべてを、そのようでしかなかったのだ、それ以外の道はなかったのだ すべては今の私の命のありようのためであったのだ、と言い切る。 そう言いきれるように生きていくこと、それに向かって生きていくこと。 思えば、私が生きてきたのはそれとは逆の方向だったような気がする。 自分の意思決定によらない境遇と、そこで生きてきた私の命を 自分の力によって変えていこうとして生きてきたのかもしれない。 私はわたし以外の何者かになろうとして生きてきたような気がする。 でも実は そのような生き方をしてきた私をも愛していかなければならない。 何故なら 今までの生き方のすべてが今の私を成り立たせてくれているからだ。 わたしは心の奥底で、つねに今の私の命のありようを 愛していこうと思う。 愛せなければ愛せるような生き方を 一生かかっても求めていこうと思う。 #
by jyukushian
| 2007-12-04 00:51
| ティック・ナット・ハン氏
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「おかげさま」という言葉の背景には、
ハン氏の命の物語の理解が必要だと先ほど書いた。 今、私はもうひとつの想いがなければならないと思っている。 それは今の私の心が、今ある私の命のありようを全面的に肯定すること 私が今の私の命であって本当に良かったと心から思うこと、 私が私の命に出遭えたことの喜び、そのことが絶対なければならない。 そのことがなければ、「おかげさま」と云う言葉のほんとうの響きは現れてはこない。 世間的な境遇のことを言っているのではない。 私の意志を超えて、それこそ偶然としか言いようのないものによって 成り立ってきたところの私の命、 不思議な関わりによって成り立ってきた今の私の全面肯定する。 心の底からいとおしく思う、そういう地平がなければならない。 本書にも名前の出てくるインドの竜樹菩薩は『十住毘婆沙論』の本のなかの 易行品の弥陀章において、 仏が仏を誉めたたえる、賛嘆するということを述べている。 また世親菩薩は『浄土論』のなかで、往生浄土の行として 五念門を述べ、そのひとつにやはり賛嘆をあげている。 これらの書物が述べていることの真意は、 やや乱暴な言い方をすれば、 私の心が今の私の命を褒めたたえる事だと解釈する。 私は私の命をほめ讃えなければならない。 私が私の命のありようを心から喜ばずして いったいどこへ向かって生きていこうとするのか。 私が、私の命を愛し、賛嘆することによって そのことがまずあって、 私の命を愛すべきものとして そのように在らしめてくれた全てのものに、 わたしの身勝手な感情を超えて 「おかげさま」と言える。 #
by jyukushian
| 2007-12-01 00:17
| ティック・ナット・ハン氏
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