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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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つい先日、作家であり、かつてのべ平連の活動家であった
小田実さんが亡くなりました。 植木等さんが亡くなったのも今年のことです。 以前だったら、ああ、あの有名人が亡くなったのかと ふっと思うだけで終わったのですが、このごろやけに身に沁みます。 私と同時代を生きた人が亡くなっていく寂しさを思うのです。 もちろん身近な人も何人も亡くなっているのですが、 有名人の死はちょっと違った感慨があります。 若い頃、小田実さんの「なんでも見てやろう」という本を読んで、とても影響を受けました。 「いつか私も・・・」という思いをもったものです。 植木等さんはクレージーキャッツとともに、私の青春時代を和ませてくれました。 みんな、私の人格形成に大いに関わってくれた人たちでした。 そういった有名人が亡くなっていくということは、 その人たちに関わった私の人格もともに消えていくような気になります。 これから私は、ますますそういった有名人の訃報に接していくことになるのでしょう。 これも私が年を取っていくことの淋しさの実感です。 淋しさを感じることも人生という旅のひとつの通過儀礼に違いありません。 大切な人生のひとこまです。 #
by jyukushian
| 2007-08-22 10:00
| WEB版 熟柿庵だより
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もう、すでにお気づきの方もおられるかもしれません。
このブログのタイトルは 通常みなさんがお使いの漢字“ 出会う ”ではありません。 どうして“ 出遇う ”なのでしょうか。 それは仏教の教えから来ています。 “ 人と人が出会う ”“ 人が何かとめぐり逢う ”ことは 測り知れないほどの様々な偶然が重なり合っています。 こうしてみなさんが私の書いたものを 読んでくださっていることも、素敵な“ 偶然 ”です。 そうした『 偉大なる偶然 』への感謝を込めて 「偶然に会う」ことを意味する“ 遇う ”という文字を使いました。 みなさんと一緒に、この“ 出遇い ”を 心から喜び合いたいのです。 ようこそ、私のブログへ 合掌 #
by jyukushian
| 2007-08-11 14:51
| 「出遇う」という字
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はじめまして、私の名前は武田智亨(“ちきょう”と読みます)。
浄土真宗の僧侶です。 ブログをグローブと勘違いしていた男が、ブログを始めることにしました。 本当はツバキが飛びあうぐらいの距離で、 いろんな人と互いの息遣いを感じながら、 時には表情を探りあいながら語り合えたら、 それに越したことはないと思います。 だけど、文字にされた言葉も捨てたものではありません。 声に出して言えなかった思いが文字にすることで、 表現できることだってあります。 人間を前にしたら話せなくなってしまうようなことも、 この場で表現できるということもあるでしょう。 仏教には様々な物語や教えがあります。 僧侶の私だって生身の人間です。時には悩んだりもします。 そのような時、仏教がどんなふうに私の支えになってくれるのか、 私を励ましてくれるのか、私に生きる力を与えてくれるのか、 などと考えたりしています。 仏教は日々の生活から出てきた、生きていくための素敵な参考書です。 ここでは、私自身の日々の暮らしと仏教との接点を 綴っていきたいと思っています。 そして、皆さんと気持ちを分かち合えてゆければ、 ほんとうに素晴らしいことです。 いろんな人との出会いを楽しみに、さて旅立ちです。 合掌 #
by jyukushian
| 2007-08-09 00:29
| WEB版 熟柿庵だより
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