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武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。
著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。


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浄土真宗の寺院 東京・熟柿庵 庵主によるブログです。
by jyukushian
再開
久しぶりにブログを再開しようか
老体に鞭打って



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# by jyukushian | 2022-04-18 23:11 | WEB版 熟柿庵だより | Comments(0)
往相回向と還相回向 その4
親鸞の教行信証の最初に
「浄土真宗を案ずるに、二種の回向あり、一つは往相、一つは還相。」
とある。この一文ら私の考察は始まる。
人間の命は浄土へ向かう往相と、浄土から帰ってkる還相の二つの姿がある。
つまり、たった今の私の命は
二つのベクトルを持ちながらいきているということ。
浄土から帰ってくるのだから、私の命の底には、浄土の命をもち、
還相を生きているのだから、現実世界の煩悩だらけの命を生きている。
私には二つの総がある。
「大乗起信論」には、海と波のたとえで往相の世界と還相の世界を
語っているが、
私はkもう少し、ダイナミックにたとえてみたい。
つまり、海としての浄土、とそれが蒸発して雲になり、
雨となって、一粒のしずくとなって、シャバ世界の大地に降り注いでいく。
そしてまた、海へ帰っていく。
その循環を往相と還相として語っているように思える。

# by jyukushian | 2021-05-18 00:53 | WEB版 熟柿庵だより | Comments(0)
往相回向と還相回向(その2)
浄土教において
浄土は目指すべき真実の世界、
往相は、浄土を目指して歩んでゆく仏のあゆみ
還相は、その浄土からふたたび現実の世界に戻ってくる仏のあゆみ。
ほとけは、その二つの世界を循環的に歩み続けている。
つまりは、人間の命には、浄土の世界を抱えつつ、現実世界を生きているということになる。
浄土教では、そのことをよく海にたとえらえる。
海に向かって歩み続ける凡夫。そして
また海から雨になり、それが地上に降り注いで、現実の大地を
歩み続ける。
私たちの意識には
かすかに海の記憶がただよっている。




# by jyukushian | 2021-05-06 16:17 | WEB版 熟柿庵だより | Comments(0)