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著 書
武田智亨 プロフィール
1951年 滋賀県生まれ。
1970年 本願寺で得度を受ける。大学卒業後、教職を経て1980年 中近東、中東、中国などを1年半にわたり放浪。 現在、浄土真宗 東京・熟柿庵 庵主、彦根・西福寺 住職。 著書に『中国ひとり旅』(連合出版)、『熟柿庵だより』(東京図書出版会)。翻訳書にジェシー・マッキニー著『車椅子の上の心』、ティック・ナット・ハン著『理解のこころ』などがある。 ![]() 東京・熟柿庵ホームページ リンク 逢人舎 ![]() ブログランキングへ 登録しました。 ↑ぜひ、応援クリックを お願いします。 記事ランキング
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親鸞の教行信証の最初に
「浄土真宗を案ずるに、二種の回向あり、一つは往相、一つは還相。」 とある。この一文ら私の考察は始まる。 人間の命は浄土へ向かう往相と、浄土から帰ってkる還相の二つの姿がある。 つまり、たった今の私の命は 二つのベクトルを持ちながらいきているということ。 浄土から帰ってくるのだから、私の命の底には、浄土の命をもち、 還相を生きているのだから、現実世界の煩悩だらけの命を生きている。 私には二つの総がある。 「大乗起信論」には、海と波のたとえで往相の世界と還相の世界を 語っているが、 私はkもう少し、ダイナミックにたとえてみたい。 つまり、海としての浄土、とそれが蒸発して雲になり、 雨となって、一粒のしずくとなって、シャバ世界の大地に降り注いでいく。 そしてまた、海へ帰っていく。 その循環を往相と還相として語っているように思える。
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by jyukushian
| 2021-05-18 00:53
| WEB版 熟柿庵だより
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浄土教において 浄土は目指すべき真実の世界、 往相は、浄土を目指して歩んでゆく仏のあゆみ 還相は、その浄土からふたたび現実の世界に戻ってくる仏のあゆみ。 ほとけは、その二つの世界を循環的に歩み続けている。 つまりは、人間の命には、浄土の世界を抱えつつ、現実世界を生きているということになる。 浄土教では、そのことをよく海にたとえらえる。 海に向かって歩み続ける凡夫。そして また海から雨になり、それが地上に降り注いで、現実の大地を 歩み続ける。 私たちの意識には かすかに海の記憶がただよっている。 #
by jyukushian
| 2021-05-06 16:17
| WEB版 熟柿庵だより
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古代ギリシアの哲学者プラトンのイデア論も 古代インドの輪廻転生論も 浄土教の往相回向と還相回向も つながった哲学のように思えます。 文化とアングルが異なるだけのこと。 ちょっと暴論ですが。
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by jyukushian
| 2021-05-04 18:45
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どうせワクチンを接種してもらうなら
信頼できる医者に接種してもらいたい だって私たちはロボットじゃないでしょ 人間でしょ 気持ちいっぱいあるでしょ ![]() #
by jyukushian
| 2021-02-18 14:52
| WEB版 熟柿庵だより
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